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2010-05-13

六根清浄の大祓(8)

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六根清浄の大祓(7)

六根清浄の大祓(古今宗教研究所)

心は則ち神明の本主たり 心神を傷ましむること莫れ

いよいよ当ブログのタイトルでもある「心神(わがたましい)を傷ましむること莫れ」です。

「心神」と書いて「あがたましい」と読ませるのが正しいようです。「あが」とは「我が」の古語ですが、ひらがなで書くと意味がわからなくなるので、当ブログでは「わが」と書いています(私のサイトの祝詞のほうは「あがたましい」としてあります)。

柄澤照覚氏は、「心神」を「あがたましい」と読ませることについて、「心は一心の主にして魂魄(たましい)をおさむるの故なり、或(あるい)は魂(こん)は心神(たましい)に随而(したがいて)往来(おうらい)するのゆえなりともいう」というのですが、わかるようで、わかりません。

ただ、続く「傷ましむることなかれ」の説明で、「本心に備えたる神霊(たましい)を破り損なうことなかれという義なり」と言っていますから、要は「(自分の)たましい=(自分の心の内にある)神様の分霊」という理解でよいと思われます。

それと、ここであえて「たましい」と書いて「魂」と書かないところは注意しておいたほうがいいでしょう。柄澤氏の文章の引用にも「魂魄」とあり、柄澤氏はそれも「たましい」と読ませているのですが、本来、「魂魄(こんぱく)」というのは中国の道教の霊についての概念で、魂(こん)は精神を支える気、魄(はく)は肉体を支える気を意味します。

ですから、強いて関連づけることも不可能ではないとはいえ、やはり神道における「神様の分霊(わけみたま)」とは概念が違いますから、敢えて「魂」とは書かず、「心神」という書き方をしているのだろうと思います。

さて、私たちの「たましい」つまり神様の分霊というのは心の内にあります。とはいえ、何か形あるものとして存在するわけではありません。ややこしいのですが、「存在する」とか「存在しない」というようないう意味で「存在する」というようなものではありません

まあ、分析すればややこしくなるだけなのでしませんが、私たちが認知できるのは、自分の心を通してということになります。言ってみれば、心を体にしているわけです。ですから、自分の内なる神様がどのような性質を持って現れるかは自分の心次第なのだということは、すでに考察したとおりです。

神様の分霊というのは「存在する」とか「存在しない」とかいう意味で存在するものではありませんから、傷つくことも穢れることもありません(般若心経でいう「不生不滅(ふしょうふめつ)・不垢不浄(ふくふじょう)です)。しかし、心が傷ついたり汚れたりすると、自分にとっての内なる神は傷ついたり穢れたりすることになります。つまり、自分の心を傷つけ汚すということは、神様を傷つけたり汚したりするのと同じだということです。

自分の心の内なる神様を傷つけ汚すというのは、言い換えれば、心が傷ついたり穢れたりしたぶんだけ、根源の神様から隔たりができる、神様から遠くなるということです。自分がいただいている神様の分霊を曇らせ、その光を発揮できなくしている言えます。

では、悪いことを考えなければいいのかとか、プラス思考になればいいのかというと、確かにそれもそうなのですが、それほど単純ではありません。そこに「心とは何か」という重要な問題があるからです。

少し先に進んだところに「意(こころ)に諸(もろもろ)の不浄を思いて 心(こころ)に諸(もろもろ)の不浄を想(おも)わず」という一節があります。これを見ればわかるように、同じ「こころ」でも「意」という字と「心」という字を使い分けています。

結論から言えば、「意」とは、通常私たちが自分の心と思っている「顕在意識(現在意識、いわゆる意識)」をさし、「心」とは「潜在意識(いわゆる無意識)」、もしくは顕在意識と潜在意識を合わせた心の全体をさしています。

顕在意識は潜在意識の強力な影響下にありますから、両方を合わせた心全体といっても、ほとんど潜在意識のほうが問題なのです。

次節以降については、この潜在意識の問題を把握しておいたほうが理解しやすくなりますので、簡単に私たちの心とはどういうものかということを見ておきたいと思います。

続きます。

心神(わがたましい)を傷ましむること莫れ。ありがとうございます。

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変な人が書いた心が千分の一だけ軽くなる話変な人が書いた心が千分の一だけ軽くなる話
(2004/07/28)
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