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2010-06-07

六根清浄の大祓(22)

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六根清浄の大祓(21)

六根清浄の大祓(古今宗教研究所)

まず、これまで延々と「眼に諸の不浄を見て 心に諸の不浄を見ず」から「意に諸の不浄を思ひて 心に諸の不浄を想はず」までの解釈をしてきたわけですが、肝心なことを忘れそうになっていましたので、確認しておきたいと思います。

六根清浄の大祓は、祝詞には珍しく教えの要素を持っていますが、それでもあくまで祝詞(祓詞)であって、教えが主体ではありません。ですから、これを学んで人生の中で活かすことも有用ですが、本来はこれを唱えることによって日常の中で積み重ねられてきた罪穢れを祓い清めるというものです。

「心に諸の不浄を見ず」「心に諸の不浄を聞かず」「心に諸の不浄をかがず」「心に諸の不浄を言わず」「心に諸の不浄を触れず」「心に諸の不浄を想わず」と断定することにより、言霊の力によってその如くになる、つまり浄められるわけです。

以前にも書きましたが、いろいろ理屈を考えず、これを唱えることで祓い清められるのだと素直に信じれば、祝詞の霊験によって罪穢れが祓い清められるということです。もちろん、そうでなければ祝詞の意味がないわけですが、次からの部分にも関係しますので、一応念のために確認しておきます。

それでは、次に進みます。

(こ)の時(とき)に清(きよく)く潔(いさぎよ)き偈(こと)あり
(もろもろ)の法(のり)は影(かげ)と像(かたち)の如(ごと)
(きよ)く潔(いさぎよ)ければ仮(かり)にも穢(けが)るること無(な)
(こと)を取(と)らば得(う)べからず
(みな)(はな)よりぞ木実(このみ)とは生(な)


「此(こ)の時(とき)に清(きよく)く潔(いさぎよ)き偈(こと)あり」の前に、「白衆等(あきらけきひとたち)(おのおの)(おも)ひ給(たま)へ」という一文を入れている場合もあります。

ちょっとわかりにくい部分ですが、これも冒頭の部分と同じくと同じく神宣です。ただし、冒頭の部分は「神道五部書」の一つ『伊勢二所皇大神御鎮座伝記』に元がありましたが、こちらは同じ「神道五部書」でも『倭姫命世記』に元があります。

天孫降臨に先立ち、邇々杵尊(ににぎのみこと、皇室の祖)と天児屋命(あめのこやねのみこと、藤原氏などの祖で祝詞の神様)が祓(はらえ)をしたときの神宣です。

諸神等(もろかみたち)(おのおの)(おも)へ。此時(このとき)天地(あめつち)清浄(きよくいさぎよし)と。諸法(もろもろののりは)如影像(かげとかたちのごとく)なりと。清浄(きよくいさぎよければ)無仮穢(かりにもけがるることな)し。取説(ひとことをとりて)不可得(うべから)ず。皆(みな)従因(たねより)生業(このみをな)せりと諄辞(のりとごと)せり。

神々よ、おのおのよく考えてみなさい。今(祓をしたことによって)天地は清浄である。あらゆる存在は、ものの形によって影の形が決まるように、心の有り様によって現象として現れるのである。心が清浄であれば、仮にも穢れるなどということはない。これは言葉によって説明しても納得しがたいことである。すべてのものは原因があって、結果が現れているのだと神宣をした。

見てわかるように、元々は神々に対する神宣ですから「諸神等各念へ」となりますが、六根清浄の大祓では私たち人間に対するものですから「白衆等各念ひ給へ」となります。

白衆(あきらけきひとたち)というのは、「天下(あめがした)の神物(みたまもの)」、すなわち神様の御分霊をいただいた存在である私たちのことです。

私たちに対して、よくよく考えてみなさいと言っているのですが、先にも書いたとおり、この言葉を入れている形と入れてない形があり、入れない形が一般的なようです。なので、私も入れない形を取っています。

あまり理屈は考えずに素直に信じるほうがいいということで、「よく考えてみなさい」という言葉が省かれるのでしょうか。

心神(わがたましい)を傷ましむること莫れ。ありがとうございます。

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