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2010-06-14

六根清浄の大祓(26)

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六根清浄の大祓(25)

六根清浄の大祓(古今宗教研究所)

六根清浄なるが故に五臓の神君安寧なり

この部分を「心神(わがたましい)を傷ましむること莫れ」という神宣(当ブログが一番重視している)からも整理しておきます。

「五臓の神君安寧なり」というのは、言い換えれば「心神を傷ましむること莫れ」ということが実現した状態のことです。

入り口である六根が清浄であるということは、そこから入ってきた情報によって心が悩まされたり、腹を立てたり、虚勢を張ったり、といったように心を動揺させることがありません。

「神明(かみとかみとの)の本主(もとのあるじ)たる心が外からの情報に振り回されず、しっかりと安定すれば、私たちの内なる神様の分霊(わけみたま)がそのままに現れてくるわけです。

五臓の神君安寧なるが故に天地の神と同根なり

前の部分で見たように、五臓の神君が安寧になる、つまり身心が安寧になれば、私たちの内なる神様の分霊がそのまま現れてきます。

私たちの内なる神様の分霊というのは、天地の神、現代風にいえばサムシング・グレートにつながっていますから、「天地の神と同根なり」ということになります。

もちろん、自分がどんな状態であっても、内なる神様の分霊が穢れることがないということはすでに説明したとおりですから、天地の神と同根でなくなるなどということはありえません。

しかし、私たちが「神明の本主」である心を不浄にすることにより、内なる神様の分霊が覆い隠されてしまった結果、事実上、私たちは神様から離れてしまっているわけです。

そういう意味では、悪意やマイナスの感情などはもちろんのこと、たとえ道徳的には善といわれることでも、老子の「大道廃れて仁義あり」という言葉で示されるような、ことさらな善行やら正義などは、かえって内なる神様を損ねることになります。

一言で言えば、「我」というものが問題になるわけです。

ですから、「われといふ心の垢を脱ぎ捨てば 天晴れ神の御姿(おんすがた)というような歌もあります。

そういう目で見れば、なぜ自分の心が動揺するかというと、「我」というものがあるからです。「我」を守ろうとして、恐れが生じたり、怒りが生じたり、迷いが生じたりするわけです。「我」がなくなれば、恐れや怒りなども生じる必要がなくなります。

そして、自分の内なる神様の分霊がそのまま現れてきた自分というのは、当然、天地の神様と同根である、つまり天地の神様の現れであるということになります。

このことがわかれば、イエス・キリストが教えた「あなた方の天の父が完全であられるように、あなた方も完全なものとなりなさい」(マタイによる福音書5.48)ということもわかってきます。

ここでイエスは「敵を愛し、自分を迫害するもののために祈りなさい。あなた方の天の父の子となるためである」と教えています。しかし、これは非常に難しいことです。

ごく稀にそれを実践できるクリスチャンがいて、それを根拠として自分たちは敵が愛せるように錯覚しているクリスチャンがいます。ところが部外者から見ていれば、敵を「愛するべき敵」と「憎むべき敵」に分け、感情的に憎しみが伴わない「愛するべき敵」を愛することによって自分は敵を愛していると自己洗脳し、「憎むべき敵」には徹底して憎しみながら、信仰によって義と認められたことにしてしまうだけのことなのですが、それがイエス・キリストの教えと別物であることはいうまでもありません。

なぜ敵を愛せないかといえば、自分に「我」というこだわりがあるからです。敵を愛するためには、「我」をなくさなければなりません。そういう視点がなければ、敵を「愛するべき敵」と「憎むべき敵」に分け、憎むべき敵はどれほど憎んでも、そこに問題を感じないなどということになるわけです。

さらに、それを正当化するために信仰によって義と認められるという教義があるわけですが、その説自体には確かに意味があるとは言え、イエス・キリストの教えとは別物です。

「私に向かって、『主よ、主よ』と言うものが皆、天の国に入るわけではない。私の天の父の御心を行う者だけが入るのである」(マタイによる福音書7.21)という言葉を考えても、「イエス・キリストを信じているから天国に行ける」という考え方のクリスチャンより、「五臓の神君安寧なるが故に天地の神と同根なり」と考え実践する人々のほうが、イエス・キリストの教えに近いと思うわけです(キリスト教の教えに近い、ではなく)。

心神(わがたましい)を傷ましむること莫れ。ありがとうございます。

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