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2010-07-14

「幸福の科学」考(5)

さて、参議院選挙は民主党の大敗に終わりましたが、個人的にはこちらの方にも関心を持っていました。

比例代表の政党別得票数

民主党     18,450,140 (31.56%)
自由民主党   14,071,671 (24.07%)
みんなの党   7,943,650 (13.58%)
公明党     7,639,432 (13.06%)
共産党     3,563,557 (6.09%)
社会民主党   2,242,736 (3.83%)
たちあがれ日本 1,232,207 (2.10%)
新党改革    1,172,395 (2.00%)
国民新党    1,000,036 (1.71%)
日本創新党   493,619 (0.84%)
女性党     414,963 (0.70%)

幸福実現党  229,026 (0.39%)

公称信徒数1千万を称し、雑誌の特集などの新宗教の信者数ランキングでは創価学会を超えてトップとされることもあるわけですが、公明党の得票数の33分の1という素晴らしい数字です。

昨年の衆院選の比例区で幸福の科学は約46万票を獲得していますから、それと比べても約半分になっています。投票率が衆院選の6割になっているという事情はありますが、しかし、一般的に組織票は投票率に左右されないものです。

となると、信者が減ったのか、それとも信者は減ってないが投票に行かない人が多かったのか、いずれにしても教団の求心力が急激に衰えているのは間違いないと思われます。

まあ、これは自然なことであって、むしろ、昨年の衆院選の惨敗にもかかわらず求心力が維持されているなどということがあったとすると、そのほうがよほど気持ちの悪い話です。

特に大きく影響したのは、教祖が自ら党首となり、選挙に打って出て、しかもあえなく落選したということでしょう。もし、教祖が落選したら求心力が低下することはわかっているはずですが、それでも敢えて立候補したというのは、エル・カンターレが御自ら立候補すれば、奇跡が起こって当選すると思っていたか、教祖の権威を弱体化させようという勢力が大川氏をおだててその気にさせたか、どちらかとしか思えません。

まあ、前者でしょうが。

いずれにせよ、教祖の落選で、眼が醒めた人は少なからずいたのではないかと思います。その点、池田大作氏など、絶対に議員になどなろうとはしていませんから、なかなかしたたかです。

というか、自ら国会議員になろうとした教祖なんて、麻原彰晃と大川総裁ぐらいのものでしょうけど…

問題は、求心力が落ちたときに、どのようにしてそれを補おうとするかです。オウム真理教の場合は、選挙で惨敗し、現実の厳しさを突きつけられた後、内部で終末観を煽り、社会と対決する方向に先鋭化することで求心力を高めようとしました。

幸福の科学についても、この点が心配なところです。今のところは次の選挙にも打って出るつもりみたいですから、すぐに反社会性を強めるということはないでしょうが、信者の負担は大きくなりますから、求心力の更なる低下は避けられないでしょう。

その時どういう方向に進むか。注意が必要です。

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