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2010-07-23

金光大神(16)

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金乃神は、天気を予告して仕事の進め方を指示することもありました。

ある日、金乃神から「今日、この周りの田の稲を刈って、そのまま干せ。雨が降っても刈って、三日間干せ。明日と明後日の二日間で下淵にある田の稲を刈って、その場で脱穀せよ」というお知らせがありました。

その日はどんよりと曇って、今にも雨が降りそうな天気でした。隣の古川参作も鎌を持って出て来ましたが、「これは間違いなく雨が降る。うちは、まあ、やめておこう」と言って、家に帰りました。

ところが、神様のお知らせ通り、三日間は雨が降りませんでした。文治は神様の指示通り、下淵にある田はその場で脱穀し、干しておいた稲は家に取り込んでおきました。

四日目は早朝から大雨で、外の仕事どころではありませんでしたが、文治は家で運び込んでいた稲の脱穀をすることができました。

またある日、田で牛を使っていると雨が降り出しました。それで、どうするかを神様に伺うと、「やめずに使え。本降りではない」というお知らせがありました。それで、そのまま続けたのですが、一日天気が保ちました。

別の日に牛を使っていると、また雨が降り出しました。すると「今日は牛を追うて帰れ。午後も牛を使うことはできない。雨降りじゃ」というお知らせがありました。

文治は言われる通りに家に帰りましたが、本当に大雨になりました。「降るか、降らないか、どうなるだろう」と言っていた人たちは、びしょぬれになって家に帰ったのでした。

金乃神からは「世間の氏子たちは『天に一家(親類)がないから、降り照りのことはわからぬ』と言っているが、お前には天に一家をこしらえてやるぞ」とお知らせがあり、文治は心から幸せを感じ、感謝しました。

こういう経験を通し、金乃神のお知らせに対する信頼は絶対的なものになっていったものと思われます。もともと信心深い文治ですが、他人の目など気にかけず、神様からのお知らせのみを絶対視するように信心が鍛えられていきました。

ある日、麦蒔きの準備のために牛に馬鍬を引かせて耕していると、だんだん曇り、とうとう雨が降ってきました。田植えと違って、雨の中で馬鍬を使って土がどろんこになると、麦蒔きができなくなります。しかし、文治は神様からのお知らせ通り、馬鍬を使い続けました。

それを見た人が、「雨が降っているのに馬鍬を使ってどうするのか」と聞いてきましたが、文治は「また田植えをするのよ」と冗談交じりに返しました。一日小降りで牛を使うことができ、仕事には差し支えありませんでした。日が暮れると、「もうやめて帰れ。降りはしない」とお知らせがありました。

翌日はよい天気でした。みんなは「なんと、きのうはそれほど雨が降らないで、今日はいい天気になった。文さ、根気よくやりなさったなあ」と言いました。

その日のうちに、その田の麦蒔きをすますことができました。すると、また神様から「明日は新しい仕事にとりかかるな。雨が降るぞ。わらを細かく切って、麦を蒔いたところに広げておけ。大降りになると地面が固まって、麦の生えつきが悪くなるぞ」とお知らせがありましたので、言われた通りにしておきました。

人から、麦蒔きは終わったかと聞かれたので、この田だけ終わりましたと言いました。仕事を終えて、家に帰るまではよい天気でしたが、茶漬けを食べているうちに曇ってきて、大降りになりました。また、文治は恐れ入り、お礼を申しあげました。

その後の麦蒔きや肥料のことも、すべて神様の指図通りに行い、無事に終えることができました。

文治は幼少期から農業に携わってきましたし、それで赤沢家を立て直したわけですから、百姓としての能力や実績は人並み以上にであったに違いありません。当然、自信もあったはずです。

そういう分野で、すべて神様の指図通りに行うというのは、いくら信心深いといっても余程のことです。信心深そうに振る舞っている人でも、結構自分に都合のよい部分ばかりつまみ食いしていることが少なくありません。

しかし、文治はそういう自分に自信のある分野で神様の言う通りに従い、なおかつ、自分の知恵や力でやるよりもよい結果が出たからこそ、さらに信心に対する確信が深まったのではないでしょうか。

後に金乃神は文治に農業をやめて神前奉仕に専念するように頼みますが、文治がそれに応えることができたのも、こういったことで金乃神の力を実感していたというのも大きな要素だと思います。自分の才知に頼って生きるより、神様にゆだねたほうがよりよい結果になるという確信が固まっていたからこそのことでしょう。

金乃神による教育はまだまだ続きます。

心神(わがたましい)を傷ましむること莫れ。ありがとうございます。

参考:
『金光大神』『金光教教典』(金光教本部教庁)
『新訳 金光大神御覚書』(金光教日本橋教会)
『新宗教教団・人物事典』(弘文堂)


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