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2010-02-08

トヨタ、朝青龍、民主党

2月2日から一昨日まで出張していたのですが、出張先で体調を崩し、大変な思いをしました。まあ、何とか仕事はこなしたのですが、まだ本調子ではありません。

そのため、どうも世間の動きを追いかける余裕がなくて、朝青龍の引退やら、トヨタのリコール騒動やらいろいろありますが、それを論じる余力がありません。まあ、因果応報という観点から見れば、朝青龍にせよ、トヨタにせよ、そういう苦の果を生じる原因があったということですし、それについては出るものが出たかという感覚の人が多いのではないかと思います。

トヨタに関しては、大変でも、ぜひ、誠実な対応をしてもらいたいものです。何度か書いてきたように、苦楽の果は善でも悪でもなく、それをどう活かすかによって、未来への善因とも悪因ともなるわけです。

ビッグスリーなどはここぞとばかりにトヨタを叩くつもりのようです。何でもトヨタ車からの乗り換えに対して最大1000ドルの値引きをするのだとか。まあ、現実的な利害損得だけを考えれば、それがもっともなやり方なのでしょうし、わざわざ親切な対応をする必要もないでしょうが、因果応報を考えれば話は別です。

無論、嫌がらせをすれば、いずれ相応の報いがあるだろうということではありますが、それは神様からの罰というような話ではありません。少し先々を考えれば誰にでもわかることです。

ビッグスリーは敵失によって有利な状況になったわけですが、だからといって車の性能が上がったわけでも、顧客サービスがよくなったというわけでもありません。もしここで、トヨタが不誠実な対応をしたり、技術面等の改善をしなければビッグスリーの思惑通りになるでしょう。

しかし、トヨタが現状の苦の果を善因として活かした場合にはどうなるか。長期的には、トヨタがより確実な信頼を得ることになるでしょう。ビッグスリーも敵失という楽の果をどう活かすかが問われているわけですが、善因として活かす発想はあまりないようです。因果応報という感覚があまりないのかもしれません。

朝青龍に関しては、以前から問題がいろいろ出ていました。そういうことをきっかけに自分のあり方を反省していればよかったのでしょうが、その場その場をしのぎながらも、本質的なところを改めなかった結果として、引退せざるを得ないような事件を起こすに至ったわけです。

ここで注意を促しておきたいことは、朝青龍は「引退せざるを得なくなった」のではなく「引退せざるを得ないような事件を起こした」という点です。これは「善因善果・悪因苦果」のところで書きましたが、悪事に対する苦の結果が現れなかったとしても、同類因・等流果の関係で悪因悪果を繰り返していくことにより、誤魔化しきれないほどの悪因を作り、結果として否応なく苦の果報を受け取らなければならなくなるわけです。

言い換えれば、取り返しのつかない苦の果が生じていないうちに、同類因・等流果の流れから脱することができれば、当然、その後の展開が変わるということです。ただし、それまで隠蔽していたものを表に出すとか、それまで得ていた利益を放棄するとか、何らかの苦痛を伴うことなので、なかなかできないわけですが。

さて、ここからが本題。

小沢氏が不起訴になり、ご本人は身の潔白が証明されたかのごとき言いようで、幹事長続投のつもりのようです。また、鳩山首相はじめ、民主党の幹部や国会議員の大半もそれを容認しています。

それがどういうことを示すかというと…、まあ、言うまでもないでしょう。そのためにトヨタやら朝青龍やらについて触れたわけですから。民主党の若手には人材もいるとは聞きますが、気の毒なことです。

小沢氏や鳩山首相の最終的な結末を迎えるかについては、具体的に起こることまではわからないものの、方向性として大きな変化がないだろうと思うのは、あの人たちが「その場」さえ切り抜ければいいと考えているらしいことによります。過去との整合性や、未来への影響などほとんど考えていないようです。

その結果、反省したり、行いを改めたりということは起こりそうにありません(巧妙になるかもしれませんが)。およそ因果応報などという考え方はかけらほどもないのでしょう。

しかし、逆に今を切り抜けることに全エネルギーを集中しているので、現状を変えることは極めて困難です。鳩山首相の国会における答えにならない答弁など、その典型といえるでしょう。のれんに腕押しというか、糠に釘というか。

小沢氏や鳩山首相が今さえ切り抜ければいいという感覚で、しかも今のところ何とかなっているという状況では、行き着くところまで行くのではないかと思います。

ただ、この二人が単なる私人であれば、自業自得の他人事と哀れんでみていればいいことなのですが、いかんせん、一人は数とカネで日本を牛耳る独裁者(まだ、完全ではないとはいえ)、一人は名目上とはいえ行政府の長です。日本国全体の問題であって他人事ではありません。

たとえ彼らの不正を批判しても、それを止めることができなければ、日本国民としてその果報を受けざるを得ません。まして、ここで二人の不正を見逃すというのは、二人の不正を手助けするのと同じことであり、個人としても、いずれその果報を受けることになるでしょう。

世論調査などを見るところ、国民の大半は賢明な洗濯をしているようですが、油断は禁物です。

もう一点、最近ますますその感を強くしているのですが、小沢・鳩山疑惑というのは日本のリベラルと称する勢力の凋落または終焉の始まりになるだろうと思います。何しろ、これまで熱心に金権・政治の腐敗を批判してきた人たちが、なんだかんだと小沢氏たちを擁護しているわけですから。

つまり、彼らの善悪の判断基準が「何をしたか」ではなく「誰がしたか」にあったということが露呈してしまったわけです。リベラルというのも、本当にリベラル的な価値観を持っていたのではなく、たまたま便利だから使っていたのに過ぎないのでしょう。

無論、リベラルを称する人にも小沢氏に批判的な人たちがいますが、全体として、その凋落は避けがたいだろうと。小沢氏の日本に対する唯一の貢献かもしれません。

心神(わがたましい)を傷ましむること莫れ。ありがとうございます。

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